台湾観光と言えば夜市巡りや台北の街中観光や台北近郊の九份(きゅうふん)が一般的です。こいった一般的な観光コースは何度も行くとどうしても飽きてしまったり、物足りなかったりすると思います 。
夜市や、台北以外にも台湾の楽しみ方をご紹介します。
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日本の遺産(明治・大正・昭和建築)
台湾は50年間日本だった時代があり、当時のレトロなヨーロッパ風の建物がそのまま残っています。台北に代表されるのが西門町の総統府の旧台湾総督府です。
日本の建物は地方に行けば行くほど多く見られます。当時そこにいた日本人達を思い浮かべながらしみじみ観光することができます。
何気ない民家を見て、あ。これは日本時代の建物かな?と見つけて歩くのも台湾の楽しみの一つです。
日本時代の駅
日本時代の名残といえば鉄道です。台湾は右側通行ですが、日本時代の名残鉄道は変わらず今も左通行です。そして駅舎も当時のまま現在も使用している所がいくつかあります。
こちらは代表的な明治時代に作られた台中駅(1905年築)です。東京駅を小さくしたようなモダンな建築模様です。他にも東京駅の兄弟と言える、壮大な新竹駅もあります。
台湾の地方へ行くと日本時代と思われる小さな駅もあります。
こちらは台南の隣駅、保安駅(1909年築)です。瓦を使用した懐かしい和風の駅が南国に残っています。
日本時代の家屋
街を歩いているとふと日本時代の家を発見します。カフェやお店、資料館になっている事が多いですが、今現在も住んでいる事もあります。
こちらは花蓮市にある将軍府。当時は軍の高官が居住していた家屋です。このエリア全体もよく整備されていて、当時の日本時代の花蓮を楽しめます。
こちらは台東県鹿野という街。このような田舎町を歩いていると日本時代の民家をよく見かけます。今現在も人が住んでいるようです。
台湾に残る神社
日本と同様に台湾の各地にも神社がありました。ほとんどが壊されていたり、中国国民党の戦死者を祀る 忠烈祠 という施設になっています。各地の忠烈祠はほとんど旧神社のため、鳥居や本殿など当時の面影を残しています。
また神社はその土地を見渡せる一番良い場所に作っていたので絶景スポットが多いです。
一番オススメなのが観光地九フンの山頂にある、黄金神社です。少し登山が必要ですが九フン観光ついでに行ける穴場の観光地です。
本殿は現存していませんが、鳥居が残されています。本殿跡から眺める山と海は九フンを超える美しさです。
他にも高雄一絶景の高雄神社、ホテルになった神社台湾神社(現圓山大飯店)などあります。
街に一つは忠烈祠があるので、是非行ってみてください。
台湾の老人
台湾には日本語を話す人たちがたくさんいます。特に90歳以上となると訛りのない完全な日本語を話します。台湾の街を歩いていると老人に日本語で話しかけられる事が多々あります。そんな日本語世代の方達との交流も台湾の楽しみの一つです。
このように街中を夜市などを歩くと元気に日本語の歌を歌っているご老人もいらっしゃいます。皆さんご高齢ですので、今しかない台湾の楽しみです。
台湾のベトナム料理
台湾にはベトナムやタイ、フィリピンなど東南アジアからの移民労働者が数多くいます。中でも一番多いのはベトナム人です。台湾のベトナム料理 フォーやフランスパンのサンドイッチなど は本場そのもので大変リーズナブルです。
ベトナムは中国語で”越南”と言います。タイは”泰國”です。料理店っぽいところや屋台に越南と書かれていたらベトナム料理ですので是非食べてみてください。
地元の人気店
やはり外せないのは台湾料理です。日本のテレビやガイドブックに載っているお店ではなく台湾の地元で人気のお店へ行きましょう。
口コミが一番良いのですが、紹介してくれる人がいない場合「食材方便」というアプリを使用して近くの評価の高いお店へ行ってみてください。
アプリで見てふらっと立ち寄った基隆市内のルーロー飯は大変絶品でした。
台湾の大人の楽しみ方 まとめ
台北や、フルーツやタピオカミルクティーは台湾の魅力のほんの一部だという事はご理解いただけたでしょうか。特に台湾旅行リピーターは日本と関りの深い台湾の歴史を楽しみに来ている方が多いです。
台湾旅行で興味を台湾に興味を持った方は是非、違う視点で台湾旅行をお楽しみください。